僕達の最高の夏の思い出

終わりました。本当に終わりました。終わってしまいました。2011年8月7日20時すぎに無事に幕が下りました。


安田章大主演「トラストいかねぇ」大千秋楽おめでとうございます。やすくん、いやここはやっぱり座長と呼びたいな。しょうた座長、座長のステキな仲間である座組のキャストスタッフの皆さん、全34公演本当にお疲れSUMMERでした。暑い熱い夏をありがとうございました!そしてトラストを観に行った皆さん、観に行かなかった観に行けなかったけど想いを馳せ続けた皆さんもお疲れSUMMERでした。あっというまの1ヶ月だったね。1ヶ月なんてあっというまやで。


今日のお昼前におうちに帰ってきまして、やっと現実に戻ってきました。千秋楽後は遅くまでやすだ会で盛り上がり、ホテルで2時間くらいしか寝れなかったので帰りの夜行バスで爆睡、東京からの電車の中でも爆睡してたんだけどね、ふと目がさめて三上さんのツイートに「僕達の最高の夏の思い出」って書いてあるのを見てね、最高の夏の思い出と思ってるのはこんなにステキな舞台を見せてもらった私たちだけじゃなくて演ってる方たちもだったんだなと思ったら地元へ向かう電車の中でうっかり涙。そうだよね、ほんとに最高の思い出だから最後は三上さんが作ったかわいいTシャツをみんなで着て自慢げに出てきたんだよね。あの時、みんなシアワセそうな顔してたもんなぁ。


この1ヶ月、キラキラのやすくんをこれでもかってくらい全身に浴びて、私はほんとに楽しくてシアワセでした。やすくんありきでできた、安田章大という人間、安田章大というアイドルがいてこそできた舞台、あて書きでできたお話だったから私はここまでハマったんだろうなぁ。回を増すごとにやすくんしかジャスティしかただしくんしか見れなくなってった。何度も通ったグローブ座。あの日々は絶対に忘れないだろうなぁ。グローブ座への想いが強すぎて東京の千秋楽では自分でもびっくりするくらい大号泣して、大阪ではグローブ座とのあまりにも違うステージと客席の距離感だったり雰囲気に戸惑いながらもすぐに訪れてしまうお別れを思うとあらゆるシーンで涙腺が緩んでしまったんだけど、千秋楽の最後のシーンはどんなに目をこらしても、どんなに双眼鏡を覗きこんでも、ただしくんの顔がよく見えなかった。泣いていて涙で目が霞んだとかじゃないんだよ。なんかその瞬間に涙は止まったんだよね、オープニングから事あるごとに流れてた涙が。それはなんていうのかな、ほんとにこんな感じ、こんな感覚、こんな気持ちはじめてなのでよくわからないのだけど、あれからうまく回らなくなってしまった頭で考えてみるとね、ただしくんが泣き叫んでライトが段々に暗くなって終わっていくより先に私の中でトラストがフェイドアウトしていくような終わっていくような。そんな感じでした。これでほんっとに終わりなんだな、サヨナラなんだなと思って、それを受け入れたってことなのかな。受け入れることが辛くて拒絶した。そんな風にも考えてみたけど、多分きっと前者だろうな。胸がぎゅーっと苦しくなって息ができなくて、ぼんやりとしか見えないラスト。


最後にお父さんがただしくんを抱きながら「たくさんの優しさをありがとう」っていうシーンがあるけど、私はやすくんに「たくさんのシアワセをありがとう」と伝えたいです。ずーっとずーっとシアワセだった1ヶ月をありがとう。何度でも言うね。



『ずっとずっとありがとね。』